2010年1月31日日曜日

ピッキング - その3

〜オルタネイト・ピッキング 続き〜

続いてはオルタネイト・ピッキングの実践編。

・とにかく速く長く弾く!
これは実はとても大事な練習法で、ピッキングがうまくいかないという人の多くはこの練習をやっていない場合が多い。
この練習法にはコツがある。
1ー止まらない(止まらないという事は引っかからないという事である)
2ースピードを一定に(リズムが一定であるという事である)
3ー音量を一定に(力の入れ方が一定であるという事である)
4ー音色を同じに(上記の事を実現してさらにピッキングの角度が均等であること)
以上の点をふまえ、できるだけ力を抜いて練習する。
力が抜けていないと長く続けて弾くことはできないのだ。


※ここで難しいのが“力を抜く”ということ。
なぜかというと、ピックを持つという事は力を入れる事だからだ。
すなわち、“いかに力を入れずにピックを持てるか”が重要となる。
ピックの持ち方が重要なのはそのためである。


・インサイドとアウトサイド
オルタネイト・ピッキングを実際に行う場合には3つのピッキングの動きのパターンが存在する。
1,前回もやった1つの弦を連続してピッキングする時の動き。
2,弦移動する時に離れた他の弦の内側をピッキングする動き。→インサイド
3,弦移動する時に離れた他の弦の外側をピッキングする動き。→アウトサイド
1と比べて2と3はピッキングの幅が大きくなるので、1と同じ速さで弾くには訓練が必要になる。

まずはアウトサイドから



次にインサイド



今回はここまで。
次回は練習フレーズをいくつか紹介します。

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